聖徳太子(うまやどの皇子)が603年に定めたと言われる『冠位12階』でも、一番高貴な色として扱われていた濃い紫色をしたアメジスト。古来から高貴な石、崇高な石とされてきたアメジストには、『愛の守護石』という別名もあります。
精神面のバランスを整えるのに効果的
また、2月の誕生石でもあるアメジストは、瞑想の石とも呼ばれており『調和・調整・統合』といった精神面のバランスを整える意味も持っています。
『あの人とは、どうも気が合わない』といった人と接する機会がある時は、アメジストを身につけて会うようにしましょう。きっと穏やかな心で対応できます。
スピリチュアルなパワーが強い石
また、アメジストにはパワーストーンというよりも宝石として用いられてきた歴史があります。『魔除けや浄化』のパワーも強いアメジストは、ネガティブ思考やマイナスのエネルギーを消したい時にも効果的。
他のパワーストーンや宝石に比べ、スピリチュアルなパワーが強い石なので、『直感力・判断力・洞察力』など、いわゆる第六感を高める作用もあります。
『芸術的な分野で活躍したい』『表現力を向上させたい』などといったときには、あなたの魅力や才能を開花させるお手伝いをしてくれるでしょう。
石言葉は『真実の愛』
石言葉と関連して、『真実の愛を見抜く目を与えてくれる』『パートナーとの絆を深める』『誠実な異性との出会いを呼ぶ』などとも言われているので、公私ともに身につける人の支えとなってくれる可能性も。
また、変わった効果として、アメジストを身に付けてお酒を飲むと二日酔いをしないという効果もあるそうです。(これに関しては試していないので何とも言えませんが…)
アメジストを身につける際の注意点
アメジストは霊的・スピリチュアルな因子の強い石なので、小まめに浄化をする必要があると言われています。第六感の強い人は、霊感の増強が見込まれるため、日常生活に支障をきたしてしまう恐れも。
手相に神秘十時や仏の目など、生まれ持った霊感の相があり、なおかつ見えない物が見えてしまうというような人は、アメジストを持つのは避けた方が無難かもしれません。
私は、身近な人が出先で何かを経験する前にわかってしまったり、事故があった場所を的確に指し示してしまったりと、直感力・霊感の強い人間なので、アメジストを持つと、脳にピンと線が通る感覚があります。
ですので、残念ながら可愛らしいパステルカラーのラベンダーアメジストなども、私は意識して避けるようにしています。
逆に霊感の向上を図りたいという方には、アメジストはオススメのパワーストーンです。
参考記事:願い別に分類したパワーストーンの名称
POINT!
神秘的な力を秘めた高貴な宝石であるアメジストは、恋愛・癒し・浄化・安眠・第六感の開発にも効果を発揮するという何とも頼もしいパワーストーンです。一人では解決できない悩みをお持ちの方は、お守りとして身につけると良いでしょう。
精神の静けさを引き出してくれるので、瞑想のお供にしてもいいかもしれません。