テレビや雑誌などでよく取り上げられる『風水』ですが、皆さんは風水って一体どんなものだかわかりますか?
結論から言うと、風水とは中国発祥で4千年以上の歴史を持つ『環境学』なのです。
- 環境学ってなに?
- 占いと、どう違うの?
- 色や方位を使った、おまじないのようなもの?
そんな疑問が湧いてくるのもごもっとも。日常生活で風水について詳しく知る機会なんて、なかなかありませんよね。
そこで今回は『風水とは、なんなのか?』を初心者にもわかりやすいよう、3回に分けて解説してみます。
環境学を取り入れた風水の考え方
風水=環境学とご説明しましたが、そもそも環境学とはどんなものなのでしょうか?
わかりやすく言うと、環境学とは衣・食・住など、自分の周りの環境を扱う学問なのですが、その環境の『気』の力を利用して開運を目指すのが風水です。
風水でたびたび『方位』や『色』がキーワードとして使われるのは、この要素を自分の環境に適切に取り入れることにより、必要な運を自分自身に取り入れることができると考えられているからなんです。
したがって、風水では『環境が運を決める』という考え方をします。
風水では努力で運も手に入る
基本的に私達は自分で物事を決めたり判断していますが、運勢は私達の思い通りに行かないことが多々あります。占星術などのように、本人には変えられない運気の要素がすでに決まってしまっている占いや、生年月日などの運気は本人ではどうしようもありません。
ところが風水に関しては、環境を整えることで、その変えられない運勢を補い増やしていける後天性の開運方法なのです。例えば、持って生まれた運勢に仕事運が極端に足りないと思うときは、仕事運を上げる風水に取り組む、環境を変えることで、全体の運勢を底上げすることも可能です。
『運はどんなに努力しても手に入らない』と思い込んでいた人には、正に朗報。風水は自分の努力次第で開運できる、素晴らしい環境学なのです。
そして難しいと思われがちな風水ですが、方位や色によって司る運が決まっていて、4千年の歴史の中でシンプルでわかりやすい形に進化してきたので、一度覚えてしまえば色々と応用も可能です。
覚えるのが難しいという方には、インターネットで検索して、わかりやすくまとめてある表を参考にするのも良いでしょう。
POINT!
風水は環境学。環境を整えるだけで、後天性の強運が身に付く!
次回の記事:そもそも風水ってなに?~風水入門編その2~