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引き寄せの法則とイエス・キリスト

引き寄せの法則には、たくさんの『別名』があります。

宇宙の法則、感謝の法則、自己暗示などがその一部。そして、古くは聖書に記載されているイエスキリストの『奇跡』の数々も、引き寄せの法則の別名と言えるのではないかと私は考えています。

イエスの奇跡は『引き寄せの法則』

イエスキリスト

イエスが引き寄せの法則を完璧に使いこなせる人間だったとすれば、イエスが起こす『奇跡』についても全て説明がつきます。

私はキリスト教信者ではありませんが、通っていた高校がキリスト教信仰の高校だったので、聖書の内容はある程度把握しているつもりです。ただ、ここではあえて『~の書第◯章の内容』などといった詳細については省略し、『イエス・キリストの奇跡が、引き寄せであったのかどうか?』ということに焦点を絞りたいと思います。

皆さんご存知のとおり、イエスはある時、何もない所からパンを出しました。そして、それを飢えている人々に与えました。これは、イエスが何もない所からでも『望んだ者には与えられる』と確信していたから。イエスの有名な言葉である、「信じる者は救われる」と同じ原理だと私は思っています。

また、イエスは不治の病を完治させたこともあります。病などといった、自分以外の人間に対して引き寄せの法則を働かせたい場合、本人が『治る』と信じ、確信する必要があります。だからイエスは「信じる者は救われる」と『信じること』の必要性を唱えたのだと私は思います。

「信じる者は救われる」=「潜在意識は現実化する」

つまり、イエスの『奇跡』は、『引き寄せの法則』と同じなのです。

参考記事:引き寄せの法則を上手く使いこなすには、思い込み(潜在意識)を変える

引き寄せの法則を使ったイエスは、なぜ処刑されたのか?

キリスト処刑

ではなぜ、イエスは処刑されたのか?イエスが『引き寄せの法則を使いこなせる人間だった』と仮定すると、これもすべて説明がつきます。

イエスはこれまで、たくさんの奇跡を『引き寄せの法則』を使って現実化させてきました。そして、ある時、13人の使徒の中に裏切り者がいることを知ります。

裏切り者がいると知った時、イエスの頭をこのような思考がよぎったはずです。

『自分が裏切り者・裏切り行為を引き寄せてしまったのだろうか?』

『やはり奇跡(引き寄せの法則)で他人の心までは変えられない』『神は何を考えておられるのだろう?』と。

その、かすかな『疑いの思考』『他人の心は変えられない』という悲しみを、引き寄せて現実化してしまった為に、イエスは処刑されてしまったと私は考えています。

そして、復活。

イエスの死後の復活には、他人は関与しません。他人や神への猜疑心などは、イエスの復活を阻む原因にはならなかったのです。これは、復活に必要な全ては、イエスの潜在意識による『引き寄せ』一つにかかっていたという証です。

イエスは引き寄せマスター

イエスキリスト

処刑の際にも、大声をあげて痛いと言わなかったのは、『神の子』だからでも、『よくできた人間だったから』でも、『諦め』でもなかった。

イエスは自分自身の引き寄せ力を完璧に扱えていました。だから、痛みや苦しみなど感じないし、死後には必ず復活する。と信じていた。その結果、凄惨な状況の中でも穏やかに最後を迎え、復活を果たした。

これは私が『イエスが引き寄せの法則の達人だった場合』として考えた空想の物語なのですが、『現実には起こり得ない奇跡を、引き寄せの法則で実現できる』と信じる為に、私の中で非常に役立ったイメージングだったので、今回ご紹介しました。

架空の物語にイエス・キリストを登場させたことで、キリスト教信者様には不愉快な表現もあったかと思います。どうぞ寛大な心で、お許し下さい。

POINT

引き寄せの法則でできない事は何もない。少なくとも、自分のことに関しては。

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