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引き寄せの法則とは

『引き寄せの法則』ってどんな法則?

電話を待つ女性

引き寄せの法則という言葉を初めて聞いた人は、『引き寄せ』という言葉から『欲しい物が簡単に手に入る法則』と誤解しがちです。実際に、引き寄せの法則を使って欲しい物を手に入れる事は可能ですが、それは引き寄せの法則の本質ではありません。

引き寄せの法則とは、『自分の思考、特に潜在意識によって発信した自分自身の思い込みや感情が、それに対応する現象を引き起こす』という法則です。

例えば、あなたは今までの人生の中で、こんな不思議な体験をしたことがありませんか?

なんとなく『最近あの人に会っていないけれど、元気にしているかな?』と考えた矢先に、その相手から偶然電話やメールが来たり、街で出会ったりする。これも引き寄せの法則の一つです。

引き寄せの法則の原理としては、あなたが発した何気ない思考(顕在意識)を潜在意識がキャッチし、何回も何万回も繰り返し増幅します。まるで声と大音量のスピーカーのように。

それが潜在意識によって宇宙に発信される(素粒子を形にする)事により、引き寄せが起こるのです。

引き寄せる物は、物・お金などの物質的な物から、結婚・希望の職場への転職、受からないだろうと思われた大学への入学、癌(ガン)の消滅など多岐に渡ります。

先程の、『欲しい物を手に入れる』という例であれば、あなたが潜在意識を使いこなし、その物を手に入れた時に感じるであろう『喜び』や『嬉しさ』、使っている時の満足感などを『既に持っているように感情を込めて発信する』ことで、実際に人から貰ったり、景品として当選したり、昇進して給与が増え、購入できたりする。

これが『引き寄せの法則』の考え方です。

潜在意識は善悪の判断ができない

具合が悪そうな女性

ここで注意したいのが『潜在意識には善悪の判断ができない』という事です。

例えば、『絶対に風邪をひきたくない、ひきたくない』と思っていたら風邪をひいてしまったとか、『手を切らないように気をつけよう』と思っていたら、なぜだか手を切ってしまうという経験をしたことはありませんか?

この時、あなたの思考では『風邪をひかないこと』『手を切らないこと』にフォーカスしているつもりでも、潜在意識レベルでは『風邪をひいた状態』『手を切って怪我をしている状態』をイメージしながら、そのマイナスのイメージを必死に『ひきたくない、切りたくない』と否定しています。

ただ、潜在意識は善悪の判断がつかないので、この『ひきたくない、切りたくない』と、否定する意識を無視して、あなたが最初にイメージした『風邪をひいた状態』『手を切った状態』だけを現実に引き寄せてしまったのです。

もし、引き寄せの法則を使って実際に風邪をひかないようにする場合は、『私は毎日健康です。身体の調子も絶好調!』などと、否定的なイメージを一切使わない表現を使うべき。手を切りたくない場合も同じで、『綺麗な手で料理を完成させられました』など、常にいい状態・なりたい状態をイメージすれば良いのです。

良い方向に活用すれば最強

タバコを吸う女性

先日脳腫瘍が発覚したある芸能人は、若い時から酒豪でヘビースモーカーでしたが、癌になりたくないと思い、1年程前から禁酒・禁煙・運動不足の解消などに精を出し始めた矢先に、脳腫瘍が発覚したそうです。

ご本人のインタビューを聞いていて、私はハッとしました。「この方は、健康のためにではなく、『癌になりたくなかったから』と言ってしまっている。これでは自ら癌を引き寄せているようなものだ…」と。

癌になりたくないがために、自分が癌になった状態を思い描いて、それを否定する行動や発言をする。本来、当たり前だと思われるこの行動や発言も、引き寄せの法則的視点でいくと間違い。潜在意識には善悪の判断がつかないので、この芸能人は自分が最初にイメージした『癌になったマイナスな状態』だけを引き寄せてしまったのです。

このように、フォーカスする部分を間違えると大変恐ろしいことも引き寄せてしまう魔法の法則ですが、使い方さえ間違えなければ最強の法則にもなります。

例えば、医師に98%以上の確率で悪性腫瘍と思われていたのに、引き寄せの法則を使って良性腫瘍と診断されたなど、世の中には、引き寄せの法則を使って人生が好転した事例がたくさんあります。良い方向に活用すればまさに最強の法則。

それが『引き寄せの法則』なのです。

POINT!

『使い方を間違えない』『フォーカスする対象は良い状態』、これらのことを常に意識するだけで、あなたの日常が一変して幸せになる、驚くほどのパワーを秘めた法則『引き寄せの法則』を、みなさんも是非活用してみましょう!

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